教育関係者の方へ

教育版マインクラフトとは

Minecraft: Education Edition(教育版マインクラフト)は、ものづくりゲームの一種であるMinecraft (マインクラフト・略称「マイクラ」)を、プログラミング教育・情報教育・協同学習などの教材として使えるようにした教育向けエディションです。

通常のMinecraftには、パソコン版・スマホ版・家庭用ゲーム機版などさまざまな環境に対応したものがあり、子どもたちは「マインクラフト=楽しいゲーム」として認識し、実際にゲームとして遊んでいる子どもも多くいらっしゃいます。

世界中で累計一億本以上も販売されている。スウェーデンのMojang(モージャン)が開発したものを、アメリカのマイクロソフト社が買収しています。

Minecraftの世界はすべてブロックで出来ていて、ブロックを壊して素材を手に入れ、その素材をもとに建物や家具などを作ったり、ブロックの組み合わせでオリジナルの世界を構築したり、その世界のなかを冒険したり、創意工夫してプログラミングしながら遊ぶことができます。

また他ユーザーが作った世界へ行ったり、多くのユーザーと一緒に遊んだりすることも可能で、一般的なゲームのように「ボスを倒す」「ミッションを制覇する」といった明確なルールやゴールはなく、人それぞれの楽しみ方があります。

教育版では、「クラスの生徒と指導者」が一つの世界を共有でき、その中でクラスメートとの共同作業をおこなう。一人勝手な世界を作るのではなく、クラスメートとどのように協力して世界を作るか、共同作業を通して協調性も身につけながらプログラミング的思考を学ぶことのできる教材です。

学校や課外活動の中で、Minecrartをつかった授業をおこなっている事例が数多くあります。そのベストプラクティスを共有して、子どもたちのICT教育が発展するようにご協力ください。